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第44回美術科教育学会東京大会 閉会のご挨拶

2022年3月26日 14時05分
大会のお知らせ

第44回美術科教育学会東京大会 閉会のご挨拶

 2022年3月5日・6日開催「第44回美術科教育学会東京大会」にご参加いただきありがとうございました。本大会開催に際して,関係各位の格別のご支援とご助力を賜りましたこと,心から御礼申し上げます。

 本大会では,1日目にKeynote3本,研究部会,2日目に口頭発表40件,2日間を通して
ポスター発表6件,大会企画の展覧会6件が実施され,各日200名近くの参加者がありました。Keynoteでご登壇いただいた皆さま,ご発表いただいた皆さまには大会を活気あるものにしていただきましたこと,心から感謝申し上げます。また,賛助会員,協賛企業の皆さまにも出展でお力添えをいただきましたこと,この場をお借りして御礼申し上げます。

 本大会は,大会4日前からのオンデマンド配信と当日のライブ配信を組み合わせたオンライン開催となりました。オンデマンド配信によるポスター発表,展覧会には多くの方々にアクセスいただきました。ライブ配信の発表ではリアルタイムでの質疑応答に加え,チャット機能を活用した議論が時間枠を超えて展開されました。特に,ライブ配信による口頭発表におきましては,座長の先生方,本学でスタッフとして運営に携わった皆さま,発表者・参加者の皆さまのご協力により完遂することができました。併せて,コロナ禍での大会開催校として明治学院大学研究支援課,同情報センターの皆さまには多方面からご支援いただきました。全ての皆さまのおかげで本大会を成功裡に終えることができましたこと,ここに感謝申し上げます。
 次回,第45回美術科教育学会神戸大会にて,再び皆さまにお目にかかれることを祈念して,閉会のご挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。

2022(令和4)年3月吉日
第44回美術科教育学会東京大会
大会実行委員長 手塚千尋
大会実行委員  茂木克浩
畑山未央



第44回美術科教育学会東京大会 参加者の皆様に御礼申し上げます

 新型コロナウィルス感染拡大を防ぐために,美術科教育学会の研究大会は再び,リモートによる開催となりました。しかしながら,職場でも,リモートの実施に最適化されたZoomなどを媒介にした授業や会議が多くなったことも影響しているのか,オンラインによるプレゼンに習熟している発表者が並びました。いずれの研究発表も非常に洗練されており,対面による発表と比較しても,勝るとも劣らない印象でした。
 視聴による大会参加者から発せられる質問も鋭く,発表者との意見交換も総じて活発でした。このようなことから,「第44回美術科教育学会 東京大会」は,今後の美術教育研究の発展に資する素晴らしい大会になりました。
 東京大会の成功は,研究発表者だけでなく,ご参加して頂いた会員全員が勝ち取った成功だと存じ,本部事務局を代表し,参加の皆様全員に深く御礼申し上げます。
 また,内輪のこととはなりますが,大会実行委員長の手塚千尋先生,実行委員の茂木克浩先生と畑山未央先生に,心から感謝申し上げます。さらに,企画についての助言など,東京大会を支えて頂いた跡見学園女子大学の茂木一司先生,千葉大学の神野真吾先生,東京学芸大学の西村徳行先生に厚く御礼申し上げます。

2022(令和4)年3月吉日 
美術科教育学会代表理事 山木朝彦

【日本教育学会】講演会&トークセッションのお知らせ

2022年3月17日 12時28分
研究情報

日本教育学会 講演会&トークセッション「小玉会長に聞く! 教育学における若手研究者の現在と未来」(4月23日開催)

各位

日本教育学会若手育成委員会では講演会&トークセッション「小玉会長に聞く! 教育学における若手研究者の現在と未来」が開催されます。

詳細は下記の通りです。

会員でなくてもどなたでも参加可能です。

**********

講演会&トークセッション「小玉会長に聞く! 教育学における若手研究者の現在と未来」(2022年4月23日開催)

日時:2022年 4月23日(土) 16:00- 18:00

開催形式:
ハイフレックス参加形式選択(Zoom or 東京大学本郷キャンパス)
*感染状況によっては全面オンライン開催の可能性もあります

事前申し込み制:
次のURLからお申込下さい(4月10日 日曜〆切)
https://forms.gle/aB62CpmbhHETu4XR6
参加費は無料です。対面開催の有無は感染状況をみて決定します。
4月13日に最終的な開催形式や参加方法等をお申込をいただ いた皆様にメールでご案内します。

若手研究者の研究環境の厳しさが指摘されて久しい。本学会でも、この課題に対し、若手研究者の支援を目的として、2016年に若手育成委員会が発足し、若手研究者の交流や研究活動の支援(方法論ワークショップ、論文指導ワークショップなど)の取り組みを行ってきた。他方、前期編集委員会より、本学会の機関紙改革が進み、採択率の向上と研究の活性化が目指されてきた。実際、大学院生をはじめ、若手研究者の執筆した研究論文がこの間多く学会誌に掲載されている。こうした本学会の諸改革下で、理事、編集委員長を務められてきた小玉重夫会長は、若手研究者の研究環境や『教育学研究』への論文投稿の現況をどのように受け止めているのか。そして、会長として、若手研究者への支援をどのように構想しているのか。本プログラムでは、小玉会長による講演ののち、参加者からの質疑を交えた トークセッションを行う。 本プログラムは、若手育成委員会企画であるが、「若手」とは、年齢、職種等で 区別されるものではない。キャリアチェンジャーやライフイベントを経た方など、様々な立場の研究者に気兼ねなくご参加いただきたい。また、「若手」に限らず多くの会員 にご参加いただき、共に若手研究者が活躍できる環境と本学会の在り方を考える機会としたい。

スケジュール:
16:00∼16:05  趣旨説明
16:05∼16:55  講演(小玉会長)
5分間休憩
17:00∼18:00  トークセッション   
17:00∼17:10 ブレイクアウトルームセッション   
17:10∼17:30 指定討論者からのコメント   
17:30∼18:00 全体ディスカッション 

講演者:小玉重夫 (日本教育学会会長)
指定討論者:若手育成委員 高野貴大(茨城大学)、張林倩(名古屋大学・院生)、長江侑紀(東京大学・院生) 

お問合せ:
日本教育学会若手育成委員会 wakate@jera.jp

※ フライヤー:20220423JERAwakateTalkSession.pdf

緊急セミナー「ウクライナ情勢を考える:教育学に何ができるか?」

2022年3月15日 09時15分
研究情報

【教育関連学会連絡協議会】緊急セミナー「ウクライナ情勢を考える:教育学に何ができるか?」(2022年3月24日開催)

この度は日本教育学会・国際交流委員会主催、日本比較教育学会・国際交流委員会ならびに国際開発学会・グローバル連携委員会の共催によって、オンラインで緊急セミナー「ウクライナ情勢を考える:教育学に何ができるか?」を開催いたします。
どなたでもご参加いただけます。奮ってご参加ください。
開催までの時間が短くなっておりますが、学生さんなど周りの方へご周知いただければと思います。よろしくお願いいたします。

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日時:2022年3月24日(木) 15:00~16:30
開催形式:オンライン開催(Zoomウェビナー)
事前申し込み制:
 3月23日(水)14時までに、下記のフォームにお申し込みいただいた方へZoomウェ
ビナーの参加方法のメールをお送りいたします。
 https://forms.gle/yR1ECUNpuTUBB2LF6

   緊急セミナー「ウクライナ情勢を考える:教育学に何ができるか?」

 「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築か
  なければならない。」(ユネスコ憲章・前文、1945年)

現在、ロシアによるウクライナへの侵攻が続き、多くの人命が失われています。国外
に脱出できない人も多く、また、国外に逃れることができた人々にも難民としての
厳しい現実が待っています。こうした状況に対して、教育学に携わる者として何が
できるのでしょうか。教育学が、直接的に戦争を止めることはできないかもしれま
せん。しかし、少なくとも、教育と平和の問題について、いま私たちはより深く考
えるべきではないでしょうか。冒頭に引用したユネスコ憲章の前文は、平和な世界
を実現するうえで、人の心に働きかける営みとしての教育の重要性を訴えています。

こうした問題意識にもとづき、日本教育学会・国際交流委員会として緊急セミナー
を開催することに致しました。このセミナーでは、これまで国連機関の教育担当官
や国際協力機構(JICA)の専門家としてボスニア・ヘルツェゴビナ、コソボ、アフ
ガニスタンなどの紛争経験地域において教育協力事業に携わってこられた、上智大
学教授の小松太郎先生にご登壇いただきます。小松先生は、紛争の影響を受けた国
や社会における教育復興に関する豊富な実務経験を有すると共に、Comparative
Education ReviewやComparative Educationといった比較教育学の国際的なトップ・
ジャーナルに精力的に研究成果を発表されるなど、教育と平和に関わる学術領域で
国際的に活躍されています。

今回は緊急セミナーということもあり、オンラインによる対談形式で開催します。
基本的に、主催者側から小松先生に質問を投げかけるという形で、紛争中・紛争後
における教育のあり方や紛争防止としての教育の役割などについて議論していきま
す。また、可能な範囲とはなりますが、セミナーをご視聴の方々からも質問やコメ
ントを提起していただければと思っています。

なお、本セミナーは、日本教育学会・国際交流委員会の主催、日本比較教育学会・
国際交流委員会ならびに国際開発学会・グローバル連携委員会の共催によって、開
催致します。

主催:日本教育学会・国際交流委員会
共催:日本比較教育学会・国際交流委員会、国際開発学会・グローバル連携委員会

プログラム:
主催者代表の挨拶 小玉重夫 日本教育学会会長/東京大学教授
対談       小松太郎 上智大学教授 × 北村友人 東京大学教授
質疑応答

講演者のプロフィール:
小松太郎 上智大学総合人間科学部教育学科・教授
上智大学卒業、ロンドン大学LSE修士、ミネソタ大学博士。JICAパキスタン事務所、
ユネスコ・パリ本部教育局、国連コソボミッション教育局、ユネスコ・サラエボ
事務所、九州大学大学院准教授を経て、現職。研究分野は、開発途上国や紛争後
社会の教育政策・教育行政と平和構築。
専攻 国際教育開発学
著作 『教育で平和をつくる-国際教育協力の仕事』(2006年)岩波ジュニア新書、
『途上国世界の教育と開発-公正な世界を求めて』(編著、2016年)上智大学出版社

*対談者の北村は、日本教育学会・国際交流委員長、日本比較教育学会・国際交流
委員長、国際開発学会・グローバル連携委員長を務めています。

20210324JERAseminar.pdf

美術教育研究関連の公募情報

2022年3月13日 11時38分
募集

青山学院大学 教育人間科学部教育学科 専任教員(教授または准教授)の公募があります。
着任時期(採用日・着任日等):2023年4月1日。募集期間:2022年03月10日~2022年05月06日(厳守)。詳しくは本サイト左欄のリンク集に含まれる「公募情報研究者人材データベース|JREC-IN」のサイトにて,フリーワード検索窓に,D122030547 と記入して該当する公募情報をお読み下さい。(なお,本学会は本件に関わる問い合わせ先ではありませんので,会員各位におかれましては,この点をお間違いなさらないようお願い致します。) 

第44回 東京大会(3/5 -6:オンライン開催) 参加登録のご案内

2022年2月22日 12時07分
大会のお知らせ


東京大会は、2022年3月5日(土)・6日(日)にオンラインで開催されます。

東京大会の全てのプログラムをご視聴いただくためには、参加登録後に発行され
るIDとパスワードが必要です。

参加を予定されている方は、お忘れ無いようお手続きください。

クレジット決済による参加登録は3月6日(日)9:00まで受け付けていますので、下記の東京大会参加登録サイトよりご登録ください。

■東京大会参加登録サイト

■東京大会Webサイト

*当日配信される東京大会の全てのプログラムはこちらのサイトよりご視聴いただけます*

2021(令和3)年度 第2回 乳・幼児造形研究部会のご案内

2022年2月18日 13時13分
研究情報

2021(令和3)年度 第2回 乳・幼児造形研究部会のご案内

テーマ:「保幼から小中特支へつながる姿と学び
     ―「乳・幼児の造形が気づかせてくれる10のこと」の視点を基に―」

     塩見知利(大谷大学)・丁子かおる(和歌山大学)・宮野周(文教大学)

日時:2022年3月5日(土)17:00-18:30

乳・幼児造形部会では乳・幼児の造形が育む資質・能力やその意味などについてまとめた「乳・幼児の造形が気づかけてくれること」(10のこと)を基に、乳・幼児の姿が学校教育でどのように引き継がれていくのかについて、ミニシンポジウムを行います。

乳・幼児期の子どもの姿や学びと、その後につながる小学校図工や、中学校美術、特別支援学校の子どもへの継続と展開について『教育美術』で紹介いただいた各校種より具体的な保育・授業実践について先生方にご発表いただき、参加者の皆さんと共有する予定です。

引き続き、学会員及び部会員同士または広く子どもの造形にご興味をお持ちの方々との情報交換や交流を大切にしながら、部員間でつながる機会となることを願っています。
是非とも、ご参加ください。

部会プログラム
1)はじめの挨拶 塩見知利(大谷大学)
2)今年度の活動報告 丁子かおる(和歌山大学)・宮野周(文教大学)
3)「乳・幼児の造形が気づかせてくれる10のこと」がつなぐ学びと育ちについて
   幼小中特支の実践事例発表
  ・伊藤裕子(西東京市・谷戸幼稚園)
  ・畑本真澄(神戸市立だいち小学校)
  ・河本俊顕(鳥取市立千代南中学校)
  ・保科由美子(和歌山市立河北中学校)
4)参加による意見交換・交流
5)閉会の言葉 塩見知利(大谷大学)

※参加費は無料です。

本会は学会員に限らず,どなたでも参加できます。

部会参加ご希望の方は、部会前日:3月4日(金)18:00までに、宮野(a-miyano@bunkyo.ac.jp)まで参加希望の旨、ご所属と氏名、メールアドレスをお送りいただき申し込みをお願いいたします。

2021年度 美術科教育学会 授業研究部会開催のお知らせ

2022年2月2日 09時36分
大会のお知らせ
【ご案内】第44回美術科教育学会 東京大会《授業研究部会》(3月5日(土)17:00~19:00)
各位
平素より大変お世話になっております。
このたび,美術科教育学会 授業研究部会では,東京大会がオンラインで開催されるのに合わせ,下記要領にてZoomのリアルタイム配信によるパネルディスカッションを行います。
年度末のお忙しい時期と存じますが,「美術教育における授業研究」についてみなさまと考えあう機会となれば幸いです。
3月5日(土)17:00~19:00の開催で,参加費は無料です。
本会は学会員に限らず,どなたでも参加できます。
詳しくは,添付のご案内もご覧ください。
多くの方々のご参加を心よりお待ちしております。
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2021年度 授業研究部会
「実践者と研究者による授業研究のプロセスVol.1」
昨年度の授業研究部会では,学校現場で実践家としてご活躍中の9名の先生方をお迎えし,「授業を研究するとは」と題して,コロナ禍前後の授業研究に関する報告や対談を行いました。
今年度の授業研究部会は,昨年度の成果を引き継ぎ,次の2つの柱から研究活動を始めています。
 ①  現場の先生方との共同研究
 ②  学会誌掲載論文の分析を通した授業研究に関する調査研究
今年度の東京大会においては,上記の「共同研究プロジェクト」と「学術論文の調査・分析」を往還的・関連的に捉え,今後の共同研究のあり方,問いの意義や課題などを議論の俎上に載せながらフロアーの皆様とともに来年度以降の取り組みを見据えた展望を開きたいと思います。
当部会の議論では,「(成功例としての)研究成果」だけでなく,そこに至るプロセスを大切にしていきます。ご登壇いただく実践家の方々と参加者の皆様とのカジュアルな情報交流や議論を通して,日々私たちが意識している子供のための授業研究とその問いの意義を考えていく機会となることを願っております。
・日時:2022年3月5日(土)17:00~19:00
・参加費:無料
・方法:Zoomミーティング
《参加申し込み》
 ご希望の方は,下記の2つの方法から選び,3月3日(木)までにお申し込みください。
【1】Peatixでお申し込み → https://research-lesson-study.peatix.com/ (左記フォームよりお申し込みください)
【2】メールでお申し込み → 事務局(lessonstudy.tokyo@gmail.com)まで下記3点をご連絡ください。
  ★参加ご希望の旨   ★ご氏名,ご所属   ★メールアドレス
《開催次第》
 ◆17:00〜17:05 開会の挨拶,開催趣旨等のご連絡
《第1部》
 ◆17:15〜17:45 授業研究部会コアメンバー新規加入のご報告と論文調査研究の報告
     -休憩-
《第2部》
 ◆18:00〜18:40 共同研究プロジェクトに関するディスカッション
        ※3チームに分かれての発表と質疑応答
        ①「授業研究・課題意識の立て方と実装」
          登壇者:野田洋和先生(川崎市立川崎総合科学高等学校)
              山内佑輔先生(新渡戸文化小学校)
        ②「子供の内的変化・教科の特性を捉える研究手法」
          登壇者:粟津謙吾先生(成城学園初等学校)
              長尾菊絵先生(国立市立国立第二中学校)
        ③「実践研究から導き出される学術研究との比較」
          登壇者:平田 実先生(福生市立福生第一中学校)
              湯瀬明意先生(川崎市立渡田中学校)
 ◆18:40〜18:55 全体共有,統括
 ◆18:55〜19:00 閉会の挨拶
*問い合わせ先*
 lessonstudy.tokyo@gmail.com
 授業研究部会 事務局  畑山 未央(東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科 博士課程)
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★【授業研究部会】★2021年度開催情報.pdf

第3回 リサーチフォーラム・オンライン開催(3/13)のお知らせ

2021年12月29日 19時20分
研究情報
各位
第3回 美術科教育学会 リサーチフォーラム・オンライン開催(3/13)のお知らせ
「社会人(社会・人)のための美術教育?:美術教育の未来へ向けての疑問符」
2021年度のリサーチフォーラムでは、コロナ禍においても学術研究の灯を絶やさずに美術教育学の未来を展望することを企図し、事業部主催でのオンラインレクチャーを展開してきました。最終回となる第3回では「社会人(社会・人)のための美術教育?」をキーワードとして、地域や社会の多様な現場で実践を重ねている、2名のゲストスピーカーと「美術教育の未来」へ向けた検討を試みます。
平野智紀氏(内田洋行教育総合研究所主任研究員、昭和女子大学環境デザイン学部非常勤講師、東京大学大学院学際情報学府博士課程在籍)は、本学会の学会員であり、あいちトリエンナーレ2019においてボランティア育成特別講師を務めるなど、芸術表現と社会との接点を美術教育の観点から研究・実践されています。また安斎勇樹氏(株式会社MIMIGURI代表取締役Co-CEO、東京大学大学院情報学環特任助教)は、ワークショップデザインの方法論を商品開発・人材育成・地域活性化のコンサルテーションに援用するなど、企業・地域において求められる創造性について、学術的かつ実際的に知見を蓄積されておられます。
美術教育によって涵養される資質・能力は、社会の中で生きていくうえで、どのように活かされうるのか? あるいは、社会で求められる創造性から逆算するならば、美術教育はどのようにその萌芽を育むことができるのか?ーー本フォーラムのタイトルに差し挟まれた疑問符(?)は、これらの問いや、「社会人」という言葉に潜在する社会像・キャリア観への問い直し、美術教育の担うミッションの問い返しなど、複数の問題群を含意しています。
マルセル・デュシャンは「答えはない、なぜなら問題が存在しないからだ」という言葉を残しています。これを裏返すならば、未来に向けて美術教育学が「答え」を出すためには、まずはそこに「問題」が発見されなくてはなりません。全3回のレクチャーシリーズの結びとして、美術教育における新たな「問題」を生み出すことができれば幸いです。本会は学会員以外の方も無料でご参加いただけます。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
*第3回フォーラム開催にあたって、企画者による問題提起の動画を作成しました。
URLよりご覧いただけます。 https://www.youtube.com/watch?v=BtinjQa2kA8
1.日時: 2022年3月13日(日)13:00~15:00 (リアルタイム配信)
*フォーラム当日までに、参加お申込みいただいた方を対象に、ゲストスピーカーによる関連動画(オンデマンド視聴可能)を配信いたします。
2. 参加対象: 美術科教育学会員の方、およびフォーラムのテーマに関心をお持ちの学会員以外の方
3. 参加費用: 無料
4. 開催形態: 動画配信プラットフォームを用いたオンライン開催
5. 申込方法: URLからアクセスし、グーグルフォームにてお申込みください。
        https://forms.gle/RgAKpxBCUvvujCvD6
6. 問合せ先: 事務担当・吉原和音(大阪府立江之子島文化芸術創造センター アートコーディネーター) 
artedu2021.rf@gmail.com
7. 協力: 内田洋行教育総合研究所
*フォーラム当日は、内田洋行社の「東京 未来の教室 FUTURE CLASS ROOM」より配信を行います。

第44回 美術科教育学会東京大会 演題登録期間延長について

2021年12月15日 10時08分
大会のお知らせ
第44回 美術科教育学会東京大会 演題登録期間延長について

口頭発表、ポスター発表について、演題登録期間を延長して追加募集を実施致します。
<更新後のスケジュール>
 演題登録期限:2022年1月7日(金)23:59
 発表原稿投稿期限:2022年1月7日(金)23:59
 演題登録内容修正期限:2022年1月7日(金)23:59

詳細は下記をご覧ください。
第44回 東京大会Webサイト
第44回 東京大会参加登録・演題登録サイト
皆様のご参加をお待ち申し上げます。

第2回 リサーチフォーラム・オンライン開催(12/18)のお知らせ

2021年12月9日 09時00分
研究情報
各位
第2回 美術科教育学会 リサーチフォーラム・オンライン開催(12/18)のお知らせ
映画『絵を描く子どもたち』が問う今日の美術教育
-羽仁進監督のインタビューを通じて-
美術科教育学会事業部では,美術教育学をめぐる未来的なテーマを掲げたオンラインによるリサーチフォーラムを3回のシリーズにわたり開催しております。今回はその第2回のご案内となります。
戦後の美術教育は,理念のみでなく子どもたちが生み出した絵や版画という目に見えるものを媒介として伝達され,多くの共感を得ていきました。創造主義的な児童画教育や教育版画運動により,臨画と写生画が主体であった図画は,のびやかな子どもの表現に変貌しました。このことを人びとは視覚的に受け止め,新しい時代の気分を眼鏡を新調したときのようにくっきりと感じたことが推測できます。そのような時代に羽仁進監督による図工教育の現場を撮影した映画『絵を描く子どもたち』(1956年)が公開されたことは,まさに視覚の時代の到来を実感させるものでした。それは人々が映像を窓として社会を視る時代の始まりでした。加えてこの作品が,劇映画ではなく,当時は記録映画と呼ばれたドキュメンタリーの手法により撮影されたことは,映画が大衆に観られるだけではなく,誰もがスクリーンに登場する可能性があることを予見する意味がありました。さらにそこにおいて「子ども」という不定形な対象を選んだことにも,理念はたやすく状況に惑乱されるという映像文化の特質を鋭敏に見抜いた視線が感じられます。今般,羽仁進監督をお訪ねし,撮影当時の様子や意図について伺う機会を得ました。また,クランクイン以前の撮影台本を新資料として発見し,映画の撮影と編集プロセスにつき知見を得ました。COVID-19による不安と恐怖が,世界を分断し,人々を孤立の当事者としている今,映像によって人々を繫ぐことに希望を託した監督のメッセージを通して,今日の美術教育について考えてみたいと思います。
本会は学会員以外の方も無料でご参加いただけます。多くの皆様のご参加を心よりお待ちしております。
1.日時 : 2021年12月18日( → 土 )15:00~17:00 ← 大変申し訳ありません。土曜日の間違いでした。
2.参加費 : 無料
3.方法 : ZOOMミーティング (事前にアプリのインストール等ご準備をお願いいたします)
※ 当日は,後ほどお送りするメールやPeatixページ内に示されるZOOMミーティングのURL,またはボタンをクリックいただくか,専用のID,パスコードを入力してご参加ください。
※ URLやIDなどの転送,当日の録画等はご遠慮ください。
4.参加申し込み :
把握の関係上,参加ご希望の方は,下記2つの方法から選び,お申し込みください。
 ① Peatix で : https://peatix.com/event/2750607/ (左記URLよりお申し込み)
 ② メールで  : 事業部の大泉( oizumi@waseda.jp )まで,次の情報をお送りください。
 ▸ 参加ご希望の旨  ▸ ご氏名,ご所属  ▸ メールアドレス
5.当日の予定
 進行 : 穴澤秀隆(國學院大學栃木短期大学),水島尚喜(聖心女子大学)
(1) 映画『絵を描く子どもたち』の概要
(2) 羽仁進監督のインタビュー内容の紹介とトーク
(3) 新資料・撮影台本をめぐって
(4) 各地の創美関係者を繫いでのトーク及び質疑応答・対話
6.問い合わせ先 : 美術科教育学会事業部 大泉 義一(早稲田大学) oizumi@waseda.jp

 美術科教育学会リサーチフォーラムオンライン Vol.2のご案内.pdf

杭州師範大学世界会議(中国杭州)は,2025年に延期されました。

2021年11月29日 16時44分
研究情報

■ 杭州師範大学世界会議(中国杭州)2025年

中国で初めて美術教員養成プログラムを開始した杭州師範大学において、「持続可能な開発のための芸術教育」をテーマとして、開催されます。2021年に開催予定でしたが、2025年に延期されています。

美術科教育学会 第44回 東京大会(オンライン・3/5-6)のお知らせ

2021年11月1日 09時54分
大会のお知らせ

美術科教育学会 第44回 東京大会(オンライン)の開催

美術科教育学会会員各位

第44回 美術科教育学会東京大会が,オンラインで開催されます。
例年と開催時期が異なりますのでご注意ください。

■主催:美術科教育学会
■共催:明治学院大学
■会期:2022年3月5日(土)・6日(日)
■理事会:未定
■総会:未定
■開催形式:オンライン(Zoom・オンデマンド)
■発表形式:口頭発表:Zoom,ポスター発表:オンデマンド(eポスター)
■東京大会企画:展覧会(オンデマンド),Keynote
■東京大会に関するお問い合わせ:東京大会実行委員会  44th.artedutokyo@gmail.com
■年会費・入会・その他会員資格等に関するお問い合わせ:本部事務局支局(ガリレオ学会業務情報化センター)
TEL : 03−5981−9824 / FAX : 03-5981-9852 / E-mail : g030aae-support@ml.gakkai.ne.jp

※詳細は下記をご覧ください。
 第44回 東京大会Webサイト
 ​第44回 東京大会 参加登録・演題登録サイト

※左欄「大会のお知らせ」もあわせてご覧ください。