リサーチフォーラムとは、美術教育に関する学術研究の発表や協議を行う場としてシンポジウムやワークショップなどの形態で年間を通じて不定期に開催されるイベントです。 本学会細則第21条「美術教育に関する学術的研究の発表及び研究協議等を通じて、会員相互及び関連組織との交流を深め、美術教育の学術振興を図るとともに、より多くの会員が本学会の事業に企画者・運営責任者として関わる機会を提供することにより、次代を担う人材の育成を図ること」に基づく事業として展開しています。
リサーチフォーラムの開催を希望される会員は、下記をご参照ください。
2025年度 リサーチフォーラム開催のお知らせ
本セミナーでは,教育版画を通して〈わたしたち〉の生に形を与えようとした/する子どもの姿を語りあいます。その際、自立共生性(コンヴィヴィアリティ)と領域横断性,そして過去の出来事の連続線上に新しい線を加えながら軌跡を描きだそうとする動きを大切にします。1974年,八戸市立湊中学校養護学級の生徒によって共同版画『虹の上をとんだ船はどんなことにであったか』は制作されました。それは,前年から同校生徒が着手していた『虹の上をとぶ船』シリーズに描かれた理想に向かって飛び立った船が,公害,戦争,原子力などの現実と直面する物語でした。50年後の今,わたしたちの行く手にはどのような問いが待ち受けているのでしょうか。
第1回から第3回までの参加者の方へ
- 参加無料
- ハイブリッド形式(対面参加 + zoomによるオンライン参加)で開催
- 参加者が定員を超えた場合は、先着順に受付を締め切ります。
オンライン参加の方へ
- 開場と同時に、主催者によるzoomのミーティング画面の録画を行います。
- 無断での録音・録画はご遠慮ください。
- 「ご所属・お名前」の表示にご協力ください。
- ご自身のzoomの音声が「ミュート」になっていることをご確認ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【第1回】社会を彫る子どもたち――高度経済成長期を中心に
これまではあまり注目されてこなかった高度経済成長期の教育版画について美術史,歴史学,社会学,メディア論,ジェンダー論などの人文知に根差した見識からエッセンスを抽出するとともに,議論の流れを生みだします。教育版画運動のこれまでを俯瞰し,これからのビジョンを描くために必要な基盤を形成する試みです。
参加申し込みはこちら(Peatix)
https://peatix.com/event/4527197
《対面会場》
弘前大学文京町キャンパス 50周年記念館 岩木ホール
《登壇者》※敬称略,登壇順
- 町村 悠香 (町田市立国際版画美術館・学芸員/成城大学グローカル研究センター・客員研究員)
- 角尾 宣信(和光大学表現学部・准教授)
- 笠原 良太(実践女子大学生活科学部・講師)
- 高原 太一(成城大学グローカル研究センター・研究員)
※ 科研費基盤研究(C)「教育版画運動から探る高度経済成長期の地域と生活の変容ーー大田耕士旧蔵資料の調査研究(24K04189)」共同研究チーム
【タイムテーブル】
13:00〜13:10
弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター長挨拶,美術科教育学会理事(事業部)挨拶,開催趣旨説明
13:10〜13:50
戦後から高度経済成長期へ――「彫刻刀が刻む戦後日本 2つの民衆版画運動」展と「それから」の教育版画運動(町村氏)
13:55〜14:35
教育版画における父母のイメージ(角尾氏)
14:40〜15:20
「産業の子ども」が彫った社会――研究の意義と教育活用の可能性(笠原氏)
(休憩10分)
15:30〜16:30
全体討議+質疑応答(司会:高原氏)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第2回 版と記憶――大地のあいだを伝播していく船旅
まずは地域について教育学・教育社会学的視点から学び,現在継続中の青森県とアメリカ・メイン州の子どもたちによる版画を通じた国際交流について紹介します。その後,五所川原市と平川市のベテラン教師による語りと児童作品の紹介を行います。最後に,柾谷氏が,多くの作品が生み出された鮫村を舞台とした一人芝居『海村』より名場面をお届けします。
参加申し込みはこちら(Peatix)
https://peatix.com/event/4540341
《対面会場》
弘前大学文京町キャンパス 教育学部校舎 1階大教室
【登壇者】※敬称略,登壇順
- 福島 裕敏(弘前大学教育学部・教授)
- 鈴木 唯司(公益財団法人鷹揚郷理事長)
- 藤田 敏幸(元つがる市立車力小学校校長)
- 井上 則秋(平川市立金田小学校教諭)
- 柾谷 伸夫(八戸市公民館館長/企画事業アドバイザー)ほか
【タイムテーブル】
13:00〜13:10
弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター長挨拶,美術科教育学会理事(事業部)挨拶,開催趣旨説明
13:10〜13:30
生活綴方と教育版画――教育学・教育社会学の視点から(福島氏)
13:30〜13:40
青森市と米国メイン州との小学生版画交流作品展について(鈴木氏)
13:45〜14:15
藤田敏幸氏(五所川原市)による語りと児童作品紹介「版画教育から教育版画へーその思想と技術を受け継いでー」
14:20〜14:50
井上則秋氏(平川市)による語りと児童作品紹介
(休憩10分)
15:00〜15:40
柾谷伸夫氏(八戸市)による語り+一人芝居『海村』より抜粋
https://Hachi-kokaido.com/2025/03/post-45.html
15:45〜16:30 全体討議+質疑応答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
第3回 種のゆくえ――教育版画のこれまでとこれから
アーカイビング,教育的活用,および連携体制の構築をテーマとし,広く社会の問題を扱います。過去に開催された,あるいは開催中の教育版画に関する展覧会や,県内のアーカイビングの現状について紹介します。また,学校と社会的包摂・排除の問題に接近し,そこから戦争と平和へと目線を移してゆきます。最後に,3回分の対話を振り返りつつ,これからの子どもと教師のウェルビーイングについて語り合います。
参加申し込みはこちら(Peatix)
https://peatix.com/event/4540349
《対面会場》
弘前大学文京町キャンパス 50周年記念館 岩木ホール
【登壇者】※敬称略,登壇順
- 髙橋 麻衣(八戸市美術館・学芸員)
- 江戸 邦之(五所川原市教育委員会社会教育課・主査)ほか
- 奥脇 嵩大(青森県立美術館・学芸員)
- 作間 亮哉(那須歴史探報館・学芸員)
【タイムテーブル】
13:00〜13:10
弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター長挨拶,美術科教育学会理事(事業部)挨拶,開催趣旨説明
13:10〜13:50
郷土を見つめて表現する―「風のなかを飛ぶ種子 青森の教育版画」展を開催して(髙橋氏)
13:55〜14:15
旧嘉瀬小学校跡地で保管されている大田耕士旧蔵資料の来歴や状態,今後の活用方針について(江戸氏)
14:20〜15:00
地域に学び,平和を刻む教育版画の‘いま’−―県立美術館「コスモスの咲くとき」展の渦中にて(奥脇氏)
(休憩10分)
15:00〜15:40
大田耕士の戦争と平和-従軍経験と那須の教育版画の展開に着目して(作間氏)
15:45〜16:30
全体討議+質疑応答
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
【開催概要】
- 主催:弘前大学教育学部附属次世代ウェルビーイング研究センター
https://hirodai-wellbeing.com/
- 後援:成城大学グローカル研究センター
https://www.seijo.ac.jp/research/glocal-center/
- この企画は,令和7年度大学コンソーシアム学都ひろさき活性化支援事業費補助金対象事業です。
http://www.consortium-hirosaki.jp/
【対面会場へのアクセス】
弘前大学 文京町キャンパス
〒036-8224 青森県弘前市文京町1番地
https://www.hirosaki-u.ac.jp/info/access/
【お問合せ】
弘前大学教育学部美術教育講座内 佐藤絵里子研究室
E-mail:eriko0220#hirosaki-u.ac.jp(#を@に変えてください)
Tel:0172-39-3384(研究室)
○HP用7.12.リサーチフォーラム告知.pdf ダウンロード
リサーチフォーラム in 大阪
戦後美術教育の歴史的検討―戦後美術教育は何であったのか
日時:2025年7月12日(土)13:00~16:00 (終了後に懇親会を予定)
会場:サクラアートミュージアム・サクラクレパス
- 〒540-8508 大阪市中央区森ノ宮中央1-6-20
- 最寄駅 JR線or 地下鉄中央線「森ノ宮」
実施形態:ハイブリッド (対面を基本とします。)
後援:サクラクレパス
参加費:無料
定員:50名
申込方法:
▶対面による参加:美術教育史研究所HPに記載されているメールアドレスへ7/7までにお申込ください。
▶オンラインによる参加:Peatixによる事前申込。
・ライブ配信のみ予定(録音・録画不可)。
・参加時は顔・氏名・所属を要表示。
・会場参加者のみの協議の時間と配付贈呈資料も用意しています。
▶概要は、美術教育史研究所: https://www.kazuo-kaneko.net/(金子一夫個人HP)に掲載します。
1.趣旨
未来は過去と現在を基礎としないと描けない。戦後80年たった,そして美術科教育学会は創立50周年を目前に控えている。今後の美術教育を考えるため戦後美術教育史の個別研究成果を発表し参加者と検討する。今回は,美術教育学史,美術教育運動史,地方美術教育史、美術教育材料史の個別的研究成果を用意する。
今回の会合と連動して,12/20に代表:永守基樹,コーディネーター:北野諒・清家颯による「2025年度リサーチフォーラムin大阪―21世紀における造形遊びの再布置化へ向けて」同会場で開催予定である。
2.発表者と発表題目 その他
金子一夫 基調提案 戦後美術教育史研究の諸視点
有田洋子 戦後美術教育学の制度基盤の形成過程 〔美術教育学史〕
新井哲夫 戦後の美術教育運動 創造美育協会を中心に 〔美術教育運動史〕
長瀬達也 戦後地方美術教育団体の結成 秋田県における諸相 〔地方美術教育史〕
金子一夫 材料史的美術教育史 戦後初期の不透明水彩への転換 〔美術教育材料史〕
サクラアートミュージアム学芸員清水靖子氏のコメント
菊地虹 技術支援等スタッフ
3.基調提案
戦後美術教育史上の個別的問題の研究は,少ないながらある。ただ戦後美術教育全体を見通す通史的研究はほとんどない。そこ戦後美術教育史全体を考える上の①枠組みと②諸問題を本リサーチフォーラムで検討したい。まず①として戦後美術教育史をいわゆる戦後的前提の呪縛を脱して冷静客観的に捉えたい1)。戦後的前提とは昭和20年8月を歴史的断絶と捉える視点,すなわちそこを歴史的起点として戦後美術教育史を構想する視点,教育理念における科学合理主義・民主主義・人間主義といった価値を自明とする視点である。これは何もそれらを否定するのではなく,それらを括弧に入れて相対化することである。
① 冷静に見れば昭和16年に美術教育内容の急激な高度化があり,それが戦後に継続している。戦後に戦時的題材は無くなったとはいえ,戦後的な美術教育は戦時下で始まっている。児童尊重の明瞭な意識も発生している。他教科の有力な実践者たちも戦時体制下で教科教育の大きな転換があったとしている2)。逆に教育内容は混乱・低下したかもしれない。戦前のほとんどの教員が戦後に継続したのであるから,敗戦への反省が断絶をもたらしたと強調するのは現実を見誤る。多くの人にあった戦前の超越的価値が空白となり,その空白に先の科学合理主義・民主主義・人間主義が埋めた。現在,それらの価値は現実によって虐げられている。
生産社会・消費社会・高度情報社会という社会史区分に見田宗介・大沢真幸のABCの戦後社会区分を勘案する。
1.生産社会 昭13~51 戦後前期 A理想・夢の時代 ①戦時下 ②生活 ③創造認識造造形 ④系統
2.消費社会 昭52~平1戦後後期 B虚構の時代 ①感性 ②意欲 ③表出
3.高度情報社会 平20~ 現在 C不可能性の時代 現実への逃避 ①脱表出
以上のようにすると戦後絶対論から脱し,現在の課題も見えてくる。すなわち,未解決問題を完結させる供養としての美術教育史,超越的なものの回復,高度情報に対応する美術教育などである。
② 戦後美術教育における問題群を暫定的に以下のように捉える。もちろんこれらは相対的に独立しているだけで,現実や研究においては,入り混じっている。
哲学・思想位相: 美術教育学 美術教育思想 美術教育思想史 など
社会・制度位相: 美術教育史 美術教育制度 学習指導要領 など
組織・運動位相: 民間教育運動 地方美術教育 数量的運動把握 など
教材・素材位相: 美術教科書 美術教育教材 美術教育素材 など
1) 金子一夫「戦時下図画・工作科の美術史的位置―通念的戦後像から生産・消費社会像への転換」『美術教育学』45. 2024. pp.91-102.
2) 岩浅農也『教科教育の百年』明治図書出版, 1973.
共催:2021-2025年度科学研究費学術研究助成基金助成金(基盤研究B,課題番号21H00865)
美術科教育学会リサーチフォーラム2025 _チラシmail1.pdf
2025年度 美術科教育学会リサーチフォーラム in 東京・成城
テーマ:「授業から見つめ直す“造形遊び”の現在地」
■ 日時:2025年7月19日(土)12:30~17:15(予定)
■ 会場:成城学園初等学校(東京都世田谷区祖師谷3-52-38)
昭和52年の学習指導要領に「造形的な遊び」が登場してから、まもなく半世紀。
「造形遊び」は、どのように学校現場に根付き、どのように変化してきたのでしょうか。
そして今、なぜ私たちは改めてその意義を問い直す必要があるのでしょうか。
本フォーラムでは、実際の授業を出発点とし、理論と実践の両面から「造形遊び」の理念と現代教育との接続を探ります。
教材構成・環境設定・教師の関わり・子どもの表現といった観点から、実践の背景にある思想や概念を多角的に読み解いていきます。
授業者・研究者・参加者がともに考え、対話を通して「これからの造形遊び」の可能性を探る場となることを目指します。
■タイムスケジュール
【造形遊びの実践 ~授業から考察する~】
12:30–13:30 授業(1) 河村 泰正(練馬区立豊玉第二小学校)
14:00–15:00 授業(2) 斉藤 洋介(横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校)
→ 実際の授業を通じて、造形遊びの実践的な意味と構造を検討します。
【造形遊びの歴史から】
15:15–15:45 パネリスト 村田 透(滋賀大学)
→ 昭和52年以降の教育史的な変遷と理念を振り返ります。
【これからの造形遊びの在り方】
15:45–16:15 パネリスト 山野井 誠(調布市立北ノ台小学校)
→ 現代の教育課題や子どもの学びをふまえ、今後の方向性を考察します。
【対話とディスカッション】
16:15–17:15 授業者・登壇者・参加者によるフロアディスカッション
→ 多様な視点からの対話を通じて「造形遊びとは何か?」を多層的に考える機会とします。
〈授業者〉
河村 泰正(練馬区立豊玉第二小学校)
斉藤 洋介(横浜国立大学教育学部附属鎌倉小学校)
〈パネリスト〉
村田 透(滋賀大学)
柳沼 宏寿(新潟大学)
山野井 誠(調布市立北ノ台小学校)
■ 参加無料(事前申込制)Peatixよりお申込みください
https://forum2025.peatix.com/
■ お問い合わせ
粟津 謙吾(成城学園初等学校)TEL:03-3482-2397
メール:awumemio#gmail.com(#を@に変えてください)
2024年度 リサーチフォーラム開催のお知らせ
美術科教育学会の皆様
2024年度リサーチフォーラムのお知らせです。
2025年2月23日10:00~16:30 オープン間近な鳥取県美術館で全美協と鳥取県美術館、美術科教育学会との共同催事で朝鑑賞シンポジウムを行います。
朝鑑賞とは2016年所沢市立三ヶ島中学校で始めた、朝読書に代わる週1回、10分の美術作品の鑑賞取り組みで、この取り組みにより、生徒の学力やメタ認知、自己肯定感の向上が認められ、教師のファシリテーション能力も上がりました。
現在では学力向上のみならず、学級経営の潤滑化、不登校対策などにも効果が見られ、ウェルビーイングを実現させる取り組みとして注目されています。
当日はzoom配信もあります。参加費無料。奮ってご参加下さい。
--------------------------------------------
詳細。申し込みはこちら↓
https://tottori-moa.jp/event/14573/
--------------------------------------------
事業局担当理事
三澤一実(武蔵野美術大学)
2023年度 リサーチフォーラム開催のお知らせ
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2023年度 美術科教育学会リサーチフォーラムin 東京
映画『手でふれてみる世界』上映会+岡野晃子監督×大内進氏・茂木一司氏 クロストーク
「ふれる」がひらくインクルーシブな学びの可能性
++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
2022年度 リサーチフォーラム開催のお知らせ
2022年度 美術科教育学会リサーチフォーラムin 東京・弘前
「共に考える2030年代の美術科教育における『造形遊び』の意義」
フライヤー_2022リサーチフォーラム.pdf
2019年度 美術科教育学会・リサーチフォーラムのお知らせ
2019年度 美術科教育学会・リサーチフォーラム in 所沢
「朝鑑賞は学校に何をもたらすか?」
2018年度美術科教育学会・リサーチフォーラムのお知らせ
2018年度 美術科教育学会リサーチフォーラム in 福島
「映画文化の美術教育的レジリエンス 〜映像メディア表現の力と可能性〜」
・開催日時
2018年度 9月15日(土) 14:10〜15:30(予定)
・会場
サンライズ本宮・本宮映画劇場(福島県本宮市本宮矢来39−1 (最寄り駅:東北本線「本宮駅」))
・参加費無料
・内容
映像メディア表現が持つ可能性として,社会的な「ヴァルネラビリティ(脆弱性)」からの「レジエリエンス(回復)」のプロセスをテーマにした,研究発表とシンポジウムおよび映画上映の催し。具体的には,戦後間もない荒廃した生活環境から教育のあるべき姿を取り戻した事例として「本宮方式映画教室運動」を取り上げ、その運動を改めて読み解くことによって浮上する映像メディア表現のレジリエンス的な機能とその美術教育的意義について検討したい。
・登壇者と発表題目
柳沼宏寿(新潟大学)「社会に開かれた教育としての本宮方式映画教室運動」
佐藤昌彦(北海道教育大学)「小学校時代における本宮方式映画教室運動の思い出と映画文化の継承」
山木朝彦(鳴門教育大学)「映画『絵を描く子どもたち』のスクリプトから見えるもの」
宮脇 理(元筑波大学 インディペンデント・スカラー)「映画と美術教育」
・トークセッションの部の登壇者(コーディネーター:柳沼)
千葉茂樹(日本映画大学特任教授)
本宮裕之(本宮の映画文化を継承する会代表)
渡邊晃一(福島大学)
宮脇 理(前出)
・備考
当日自由参加(事前の参加申し込みは不要です)
・内容に関する問い合わせ先
柳沼宏寿 TEL:025-262-6900 メールアドレス: yaginuma@ed.niigata-u.ac.jp
※「映画文化の美術教育的レジリエンス〜映像メディア表現の力と可能性〜」フライヤー.pdf
2018年度美術科教育学会・リサーチフォーラムのお知らせ
2018年度 美術科教育学会リサーチフォーラムin新潟(大地の芸術祭)
「もうひとつの学び,もうひとつの生き方 ~アートによる学びの可能性~」
○開催日時
2018年8月25日(土) 12:00〜17:00(予定)
○会場
三省ハウス(住所 〒942-1402 新潟県十日町市松之山小谷327)
http://www.echigo-tsumari.jp/access/
(最寄り駅:ほくほく線「まつだい駅」)
大地の芸術祭マップ.pdf
○参加費
1000円(資料コピー費とワークショップ材料費800円)
※交流・発表「松之山・国際理解タイム」に参加の方は昼食代として別途1000円
《登壇者》
・苅宿俊文 青山学院大学・教授(ワークショップ[体験講座]・研究発表・公開フォーラム)
・北川フラム アートフロントギャラリー主宰(公開フォーラム)
・黒瀬陽平 カオス*ラウンジ代表(ワークショップ[体験講座]・公開フォーラム)
・佐々木寛 新潟国際情報大学教授・教授(公開フォーラム モデレーター)
・中島諒人 「鳥の劇場」芸術監督(ワークショップ[体験講座]・公開フォーラム)
・山田裕史 新潟国際情報大学・講師(ワークショップ[体験講座])
・荒川洋子 新潟市立東新潟中学校 (研究発表)
○フライヤー
「もうひとつの学び,もうひとつの生き方~アートによる学びの可能性~」フライヤー.pdf
《参加申し込み先》
「大地の芸術祭」東京事務所
03-3476-4847
E-mail : matsunoyama@artfront.co.jp
[美術科教育学会会員として,8月25日のリサーチフォーラムに限定した参加である旨記載してください。]
《内容に関する問い合わせ先》
荒川洋子 E-mail : yoko-a@fb3.so-net.ne.jp
2017年度美術科教育学会・リサーチフォーラムのお知らせ
「〈工芸〉思考が切り拓く教育の未来‐創作・学び・現代社会」
○開催日時
12月10日(日) 13:00〜17:00(予定)
○会場
大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館ホール
大阪府大阪天王寺区南河堀町4−88(最寄り駅:JR環状線「寺田町」)
https://osaka-kyoiku.ac.jp/campus_map.html
○参加費
無料
《登壇者》
・栗原慶(鳴門教育大学)「現代陶芸と民藝のあいだで」
・佐藤賢司(大阪教育大学)「生成される出来事・工芸の思考」
・佐二木健一(沖縄科学技術大学院大学:OIST)「科学技術の進歩がもたらす工芸教育の重要性」
・宮脇理(元筑波大学/インディペンデント・スカラー)「手渡すシステムの終焉とその新たな始まり」
・山木朝彦(鳴門教育大学)「芸術の草の根の思想と工芸概念再考」
・福井一真(愛媛大学)「つくることを通した教育を考える」
○フライヤー
「〈工芸〉思考が切り拓く教育の未来‐創作・学び・現代社会」シンポ・フライヤー.pdf
2017年度美術科教育学会・リサーチフォーラムのお知らせ
テーマ : アートを通した子どもの学びと地域社会との関わり
《ご案内》
美術教育学会の主催によるリサーチフォーラムが開催されます。子ども、アート、まちづくりに関心をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
《趣旨》
政治や経済などからもたらされる社会不安から、地域コミュニティの重要性への気付きが広まっています。美術教育では子どもの表現や鑑賞を通した自己や他者、環境との関わりについて実践研究がなされてきました。そこで得られる、人と人、人と場所との感情を介した繋がりは、地域コミュニティの形成原理と大きく関わります。本シンポジウムでは、コミュニティデザイナーの山崎亮氏、アートを通して子どもと地域が繋がる教育実践を行ってきた美術教師が登壇します。そして、コミュニティデザインの視点から子どものアートと学びの関係性を捉え、これからの社会を子どもが創っていく上でアートと教育がどのような役割を果たしうるのかを考えていきたいと思います。
参加費:無料(チラシの下部を参照いただき、参加申し込みをお願いします。)
日時:2017年8月27日(日) 11:00〜16:30(開場10:30 昼休憩 12:00〜13:20)
場所:ウインクあいち(愛知県産業労働センター)12階 1203号室
《日程》
10:50 開会挨拶
11:00 講演(山崎亮)
12:00 昼休憩
13:20 実践発表(高橋 承一、田中 真二朗、小林 大志)
14:20 小休憩
14:30 基調提案(藤原智也)
15:10 小休憩
15:20 パネル・ディスカッション
16:40 閉会挨拶
《登壇者》
講演:山崎 亮(コミュニティデザイナー/東北芸術工科大学 教授)
コーディネーター:清田 哲男(岡山大学大学院 准教授)
基調提案:藤原 智也(愛知県立大学 准教授)
実践発表:高橋 承一 (愛知県立岩倉総合高等学校 教諭)
田中 真二朗(秋田県 大仙市立西仙北中学校 教諭)
小林 大志 (大阪府 高槻市教育委員会 指導主事)
※「アートを通した子どもの学びと地域社会との関わり」シンポ・フライヤー.jpg
2016年度美術科教育学会・リサーチフォーラム in 京都 のお知らせ
テーマ : 美術科教育における〈学習者×教師〉-質の高い授業構築をめざして-
日時 : 2017年 1月 7日(土),午後1時30分~4時30分(受付開始:午後1時15分)
会場 : 京都テルサ・東館2F(京都市南区東九条下殿田町70番地)
研究発表 : 隅 敦(富山大学)+ 安江有沙(白山市立明光小学校)
竹内 晋平(奈良教育大学)+ 長友紀子(奈良教育大学附属中学校)
藤井 康子(大分大学)
指定討論者 : 山口喜雄(前 宇都宮大学)
ファシリテーター : 三根和浪(広島大学)
趣 旨 :
児童・生徒にとっての豊かな学びのある授業づくり,それを支える教師の授業力向上は,図画工作・美術科においても重要な課題であると考えます。本シンポジウムでは,学習者間および学習者・教師間で成立する言語等を含めた様々なコミュニケーションが,図画工作・美術科の学びにどのような効果をもたらすのかを探ります。そして,美術の学びにとって有効な指導のあり方について,登壇者およびフロアの皆様との間で幅広い議論を進めたいと思います。
参加方法 :
無料。学会員以外の方も参加できます。できるだけ事前申込をお願いします。
参加申込メール宛先 : artedu.kyoto@gmail.com
12月26日までに上記アドレス宛に,下記の必要事項を記入してご送信ください。
(件名「リサーチフォーラム申込/ご氏名」,本文「ご氏名,ご所属(複数の場合は全員分)」)
お問い合わせ([a]を@に変換してください)
隅敦 sumi[a]edu.u-toyama.ac.jp 竹内晋平 shimpei[a]nara-edu.ac.jp
特設サイト : http://takeuchi-lab.net/symposium.html
案内フライヤー : ResearchForumKyoto2017.pdf
2016年度 美術科教育学会 リサーチフォーラムin Osaka, Japan (最終案内)
2016年度 美術科教育学会 リサーチフォーラムin Osaka, Japan(最終案内)
テーマ:ドイツの初等教育における「アート・プロジェクト教育実践」から探る美術教育の新たな<かたち>
-マリオ・ウアラス教授(ドイツ・ハイデルベルグ教育大学)のプロジェクト型美術教育をふまえて-
日時 平成28(2016)年7月30日(土) 午後13:00-18:00 (受付12:30-13:00)
会場 大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館ホール
参加費:無料 *学会員以外でも参加できます。お誘い下さい。
申込み方法: 右記アドレスまでメールにてお申し込みください。udah@nara-edu.ac.jp 宇田 秀士 (奈良教育大学).
当日参加もできますが,資料準備の都合上,出来る限り7月22日(金)までにお申し込み下さい。
最終案内リーフレット 20160730ResearchForumOsakaVerEnd.pdf
2016年度美術科教育学会リサーチフォーラムin Osaka, Japanが開催されます。
2016年度 美術科教育学会 リサーチフォーラムin Osaka, Japan(第一次案内)
テーマ:ドイツの初等教育における「アート・プロジェクト教育実践」から探る美術教育の新たな<かたち>
-マリオ・ウアラス教授(ドイツ・ハイデルベルグ教育大学)のプロジェクト型美術教育をふまえて-
日時 2016年7月30日(土) 13:00-18:00 (受付12:30-13:00)
会場 大阪教育大学 天王寺キャンパス 西館ホール
〒543-0054 大阪市天王寺区南河堀町4-88 JR天王寺駅下車。徒歩約10分
http://osaka-kyoiku.ac.jp/campus_map.html#tennoji
主催 美術科教育学会,兵庫教育大学
内容
(1)はじめに 企画の趣旨,登壇者紹介,進行,これまでの経緯 宇田秀士(奈良教育大学)
(2)マリオ・ウアラス(Mario Urlass) 講演「ドイツの初等教育における「アート・プロジェクト教育実践」の可能性について
討議 指定質問者 岡田陽子(大阪千代田短期大学),辻大地(子どもアートスタジオ)
(3)シンポジウム-其々の立場からの現状認識とウアラス氏との対話
福本謹一(兵庫教育大学)「プロジェクト学習・課題解決学習における美術の分野の可能性から(仮)」/湯川雅紀(関西福祉科学大学)「ドイツ・デュッセルドルフでの生活経験,芸術体験から(仮)/鈴木幹雄(神戸大学)「ドイツ改革派芸術学校とそこにおける芸術教育学研究の立場から(仮)」/佐藤賢司(大阪教育大学)「制作と実践の融合の立場から(仮)」
討議
参加費:無料
*学会員以外でも参加できます。お誘い下さい。
申込み方法: 下記アドレスまでメールにてお申し込みください。
udah@nara-edu.ac.jp 宇田 秀士(奈良教育大学)
*資料準備の都合上,7月15日(金)までにお申し込み下さい。
案内リーフレット 20160730ResearchForumOsakaVer01.pdf
2016年度美術科教育学会リサーチフォーラムin東京が開催されます。
2015年度美術科教育学会リサーチフォーラムin 大阪が開催されます。
2015年度 美術科教育学会リサーチフォーラムin新潟が開催されます。
2014年度 美術科教育学会リサーチフォーラム in 東京が開催されます。
案内フライヤー2:ResearchForum2014b2.pdf