「美術教育学研究の先達に聞く―美術教育学の初期研究者はどのようにその道に入り、切り拓いてきたのか―」Zoom開催のお知らせ 美術教育学叢書2 美術教育学の歴史から』(学術研究社、2019)の第6章「美術教育学研究者の海図なき出立」は、美術教育学の最初期の研究者14人を取り上げている。美術教育学が全く形をなしていない時期に、彼らが美術教育学研究へ踏み出した経緯、大学紛争と隣接した時期での自己研鑽の様子はとても興味深いものである。彼らが学んだ東京教育大学、東京学芸大学、東京芸術大学の大学院は美術教育学研究者養成の魁であった。ただ同書では、それら三大学院に続いて開設された大阪教育大学、横浜国立大学の教科教育専攻大学院出身の研究者、さらに教育実践を思考の原点とした研究者を取り上げるまでにいたっていない。
そこで今回、大阪教育大学大学院出身の永守基樹氏、横浜国立大学大学院出身で教育実践を思考の原点とする新井哲夫氏という二人の先達にお話をうかがうことにした。
新井氏は大学紛争の余韻が色濃く残る美術専門大学に入学し、卒業後公立中学校教員となり、現職派遣で大学院に学ぶ。永守氏は学部・大学院では主にデザインを専攻する。二人が美術教育学研究者となっていく経緯は、美術教育史上の貴重な証言となるであろう。
本研究部会は学会員・部会員ほか、どなたでも参加できます。
1 日 時 2021年3月28日(日)大会二日目
13:00〜15:00(12:45よりアクセス可能)
2 方 法 ZOOMミーティング(事前にアプリのインストール等ご準備をお願いいたします。)
3 参加費 無料
4 申し込み方法 メールによる事前申し込み(締め切り:2021年3月26日(金)12:00)
○ bikyoshibukaiアットマークgmail.com(アットマークを@に変更してお送り下さい)まで下記情報をお送り下さい。
(1)メールタイトル: 「★参加申込★美術教育史研究部会2020」
(2)メール本文 : ①ご参加の旨、②ご氏名、③ご所属、④メールアドレス。
○ 申し込み後、お送りいただいたメールアドレスに、「Zoom」のURL、ミーティングID、ミーティングパスコードをお送りいたします。
○ なおURL、ID、パスコードなどの転送、当日の録画・録音はなさらないようにお願い申し上げます。
5 問い合わせ先 有田洋子:aritaアットマークedu.shimane-u.ac.jp(アットマークを@に変更してお送り下さい。)
※ 詳しくは,左欄の「研究部会」のページをご覧ください。