美術科教育学会InSEA学会発表支援事業規程
2024年5月16日 11時19分 [本部事務局 ]
美術科教育学会InSEA学会発表支援事業規程
本事業は,若手研究者(45歳以下)を対象として,美術科教育学会のInSEAとの連携を通じた学術研究の国際化を促進することを目的とし,次のとおり行う。
1.申請資格
本学会に所属する会員のうち, 以下の条件をすべて満たす者
(1) 研究成果の発表(口頭発表又はポスター発表)を筆頭演者(主たる発表者)として行う者
(2) 当該発表にあたり,学会(会議)主催者や他の財団等から経費の支援を受けていない者
(3) InSEAの会員である者
(4) 申請年度に45歳以下である者
2.助成の対象
InSEA学会発表に関わる翻訳費,学会登録・参加費,交通費及び宿泊費。対象となるInSEA学会に
は、InSEA世界大会、InSEA地区大会、WAAE(World Alliance for Arts Education)を含める。
3.助成件数・金額
年度の採択件数は 2件とし,助成金額は 1 件の上限を10 万円とする。
4.申請方法
InSEA学会(世界大会・地区大会・WAAE)の開催年度に,募集要項を作成した上で,募集を行う。
5.申請書類
助成を希望する者は,国際局が定める期日までに以下の必要書類を提出する。
(1)助成申請書(別紙様式1)
(2)InSEA学会に提出済み発表要旨のファイル
(3)InSEA学会からの発表許諾通知
6.審査基準
審査は次の基準に基づいて行う。
① 学術的・社会的意義の程度はどうか
② 美術科教育学会の研究発表としてふさわしいか
③ InSEAの活動の趣旨を踏まえているか
④ 発表経験の数が少ない方を優先する(申し合わせ:初めての発表者を優先する)
審査結果は,以上の4観点から審査報告書を作成し,理事会にて報告する。
7.審査方法
審査は,国際局を通じてInSEA学会発表支援事業選考委員4名を選出して行う。
8.決定
InSEA学会発表支援事業選考委員は,委員の審査結果等に基づき助成の可否を決定する。審査結果は,理由等を付した上で申請者へ通知する。
9.採択者の義務
発表成果報告書(『美術科教育学会通信』に掲載)は,3月末日までに提出する。
10. 適用
この取扱いは,令和6年4月1日から適用し,翌年度の実施については国際局での審議を経て毎年3月の学会理事会で決定する。